内容説明
デートスポットとして人気の「横浜ベイブリッジ」。実はこの橋、本当の目的は港町横浜の復活をかけた、物流の道の建設だった。敗戦後11年もの間、街中を米軍に占領された横浜。道路計画が立たず、街は大渋滞。港の物流は麻痺(まひ)、船が次々と横浜から去った。「このままでは横浜の息の根が止まる」。そのとき立ち上がったのは、横浜を愛した男たち。構想から実に40年。完成までの長く苦難のドラマを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきあかね
21
プロジェクトXのシリーズを読んでいると、体の内側から沸々と勇気が湧き上がってくる気持ちになる。次から次へと新たに生じる苦難にもめげす、一心に自身に与えられた役割に邁進する姿は、「天職」という言葉を想い起させる。 本書では、戦後のアジア復興を目的とした、現代のシルクロードとも言えるアジアハイウェーのプロジェクトが取り上げられる。セ氏50度を超え、キングコブラが潜むタイの密林のジャングルでの道路建設に挑む日本の土木技術者たち。昨今、インフラの海外展開が注目されているが、今から半世紀以上も前に⇒2021/12/14
pengin
3
プロジェクトXが再度放送され、懐かしくなり、図書館に借りに行った。ゼンリンの話が面白かった。カーナビの話も読んでみたい。2024/06/01
とどっち
1
【メモ】NHK プロジェクトX -挑戦者たち-:第26巻 30-26 読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル
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