内容説明
世界各地に残る地雷は1億個、そのすべてを除去するには、およそ1000年かかると言われる。そこに、蒲田の町工場の技術者たちが立ち上がった。最新のレーダー技術を使って、安全で確実な地雷探知装置開発に挑んだのだ。その取り組みは大きなうねりとなり、日本を代表する企業も協力を名乗り出た。試作機を手に、向かったのはカンボジア・タイ国境。かつてポルポト派が拠点を置いた最悪の地雷地帯だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきあかね
21
プロジェクトXのシリーズを読んでいると、体の内側から沸々と勇気が湧き上がってくる気持ちになる。次から次へと新たに生じる苦難にもめげす、一心に自身に与えられた役割に邁進する姿は、「天職」という言葉を想い起させる。 本書では、戦後のアジア復興を目的とした、現代のシルクロードとも言えるアジアハイウェーのプロジェクトが取り上げられる。セ氏50度を超え、キングコブラが潜むタイの密林のジャングルでの道路建設に挑む日本の土木技術者たち。昨今、インフラの海外展開が注目されているが、今から半世紀以上も前に⇒2021/12/14
pengin
3
プロジェクトXが再度放送され、懐かしくなり、図書館に借りに行った。ゼンリンの話が面白かった。カーナビの話も読んでみたい。2024/06/01
とどっち
1
【メモ】NHK プロジェクトX -挑戦者たち-:第26巻 30-26 読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル