プロジェクトX 挑戦者たち<br> プロジェクトX 挑戦者たち 復活への舞台裏 美空ひばり - 復活コンサート伝説の東京ドーム・舞台裏の300人

個数:1
  • 電子書籍
  • Reader

プロジェクトX 挑戦者たち
プロジェクトX 挑戦者たち 復活への舞台裏 美空ひばり - 復活コンサート伝説の東京ドーム・舞台裏の300人


ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

昭和62年4月、歌手・美空ひばりが倒れた。重症の肝硬変と大腿骨骨頭壊死で、マスコミは再起不能とまで報じた。
「もう一度、ステージに立って歌いたい」。入院先の病院で夏を迎えても、ひばりは「喉を痛める」と冷房もつけず、治療に耐えていた。その姿に、医師や制作スタッフは「ひばりを復帰させ、舞台に立たせる」ことを誓う。そして壮大な計画は持ちあがった。それが、ドーム球場に生まれ変わる「東京ドーム」でのこけら落としコンサートだった。総勢300名にのぼる、ひばり復活公演プロジェクトが動き始めたのだ。
 しかし、東京ドームには巨大空間ゆえの問題があった。大きな音を出せば出すほど、こだまのように音が残ってしまう”残響”の問題だった。通常のホールで2秒の残響が、東京ドームでは5,6秒にもなる。そのままでは歌えない可能性もあった。さらに、歩くと苦痛にさいなまれる状態のひばりを、必要以上に動かさない工夫が必要とされた。それらの条件のなか、スタッフは復活の舞台を演出しなければならない。
 そして病に倒れて1年後の昭和63年4月11日。美空ひばりは、5万人の観客が見守るなか、東京ドームの舞台に立った。”不死鳥”美空ひばりと、その翼となってステージを支えたスタッフたちの「復活への情熱」を描く。

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数166件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす