内容説明
昭和53(1978)年、日本の技術力を世界に知らしめた、サンシャイン60ビルの世界最速(当時)エレベーター。わずか35秒で地上240メートルのビルを駆け上がる。速さだけでなく、立てたコインが倒れない究極の安定性をも実現した夢のエレベーターである。日本では戦時中、ぜいたく品として製造が禁じられたエレベーター。戦後、その復活にかけ、独自技術を磨いてきた技術者たちが、前人未到の高速運転の壁に挑む。
昭和53(1978)年、日本の技術力を世界に知らしめた、サンシャイン60ビルの世界最速(当時)エレベーター。わずか35秒で地上240メートルのビルを駆け上がる。速さだけでなく、立てたコインが倒れない究極の安定性をも実現した夢のエレベーターである。日本では戦時中、ぜいたく品として製造が禁じられたエレベーター。戦後、その復活にかけ、独自技術を磨いてきた技術者たちが、前人未到の高速運転の壁に挑む。