内容説明
昭和44年。1台の日本製ピアノがヨーロッパ中の話題をさらった。 美しい音色に、素晴らしい鍵盤のタッチ。18世紀イタリアで生まれ、「楽器の王様」と称されるピアノ。 その300年のピアノの歴史に名を刻んだ、日本の職人たちの執念のドラマを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
80
第11巻は6つの話を収録されている。1.世界で初となるクオーツ時計を開発したセイコー(旧・服部時計店)。始まりは「味噌蔵」からの出発し、世界に名だたる時計メーカーとなる。2.ユネスコの世界遺産にも登録された日本の名城の一つ、姫路城修復の話。修復に必要な樹齢600年のヒノキを探すことから始まる。3.平成5年8月6日に鹿児島を襲った土石流での決死の脱出劇を描いた話。4.イギリス~フランス間を結ぶドーバー海峡の海底ドンネルを掘削する話。川崎重工が手掛ける。2016/01/02
Humbaba
3
社会が求めるものが変わるのは避けられない。しかし、一つのものに特化している場合、その変化に合わせることは非常に難しい。その難しいことをしなければ自分の故郷が夢も希望も失われてしまうとわかっているからこそ、例え厳しいとわかっていても新しい産業を興すために奔走する。2015/10/30
あおき
3
読みながらヘッドライト・テールライトを熱唱する2012/12/25
水
1
セイコーのクオーツウオッチ開発を知りたくて借りた。世界初の技術開発は劇的。いつも付けている時計はたった千円だけど、安いからこそセイコーの技術がいかに浸透したか実感する。エピソードを知ってから日常が少しばかり豊かになった。2018/02/23
とどっち
0
【メモ】NHK プロジェクトX -挑戦者たち-:第11巻 30-11 読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル
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