内容説明
地上333M。わずか15ヶ月という驚異的な突貫工事の末に完成した世界でもっとも高い自立鉄塔、東京タワー。地震、台風の脅威にさらされる東京に造られた世界一の鉄塔は、世界各国に衝撃を与えた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
250
スバルの話はとても感動した。いろんな人がいろんな努力を積み重ねてるんだなぁ。2016/07/23
ヴェルナーの日記
94
第4巻はハワイに建設された”すばる”望遠鏡の話。直径8メートルある凹面鏡は自重で歪んでしまう。当然、映し出された星の像を歪むため、これを補正するに261本のロボットアームで0.1ミクロンの単位でコンピュータ制御している。0.1ミクロンといえば人間の髪の毛より遥かに小さい値である。今ではケイタイの写メが主流だが、昭和の一時期、オートフォーカスのコンパクト・カメラが大流行した。そのカメラの開発秘話。現在その役目をスカイ・ツリーに譲ってしまったが、それまで日本の通信網の中心だあった東京タワー建設の秘話。2015/12/03
Humbaba
16
詐欺にあった人間は,その事実を隠そうとする.詐欺にあった時点で被害を受けているのに,それを周囲に知られればそのことを責められるという二次被害にあう.そのリスクを犯してでも社会に訴えようとするという強い意志は,社会を動かし,問題解決屁と導く力を持っている.2013/04/10
放蕩長男
12
ロマンを追い求めるのは、文明人の性。しかし現実には、予算の壁が立ちふさがります。無駄なことに予算を費やさないという国の姿勢は立派ですが、どこまでが必要でどこからが無駄なのか、その線引きは一筋縄ではいきませんね。正直なところ、私は"技術は実用してこそ"という人間なので、将来実用的な成果に結びつかないと判断すれば、切り捨てるべきだと思っています。世界最大の天体望遠鏡スバルが、どのような恩恵を日本国民にもたらしたのか。個人的には、役人に語った"必要性"の中身が気になります。2016/09/25
とどっち
0
【メモ】NHK プロジェクトX -挑戦者たち-:第4巻 30-4 読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル 読了:裏表紙裏緑シール