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内容説明
森羅(しんら)が手渡された希書『プリニウスの博物誌』。それは30年前“ベルリンの壁”を越えようとした少年が携えていたもの。彼は警備兵に撃たれ、川に浮いているところを発見されたという。少年の身にいったい何が起きたのか? 謎を追う森羅の前に、嘘と真実が交差する! 『プリニウスの博物誌』他3編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
8
「プリニウス博物誌」ベルリンの壁に引き裂かれた親子の修復の話。温かくなるラストが良い。少年の正体には驚かされた。「隠れ里」簡単なトリックなのだが絶対気付けない自信がある(笑)「モザイク」予測は出来たけれど、最後のどんでん返しが良かった。「幻の車」つくば号という名前も知らなかったが、日本で初めての前輪駆動車というのは驚いた。一度見てみたいものだ。2014/01/10
sskitto0504
7
博物誌の話が良かったです。モザイクは犯人が簡単でしたね。2015/06/18
ma2ma2
5
良質な短編ミステリ。先が読めても面白いのは、いいとこと。学校のメンバーが出てくる話は一息つける楽しさあるなぁ。2011/06/17
佳蘋(よし)
4
「隠れ里」のトリックが秀逸。2012/01/14
魚占
4
隠れ里……こわっ。プリニウスの博物誌……真実にはウソにはない価値がある。真実にはウソにはない力がある2011/06/20