- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
ガラパゴス諸島・イサベラ島。崖下に倒れていた地元漁師のサントを、自然保護に携わる研究員・アイリス博士が救助する。だが当のサントは「博士に突き落とされた」と主張。事件の影響で、元々利害の対立する自然保護派と漁師との間に、不穏な空気が流れ始めた。証言は、なぜ食い違うのか? 森羅(しんら)は事件の謎を追うと共に、かつてダーウィンが唱えた「自然選択説」の思考過程をも解きほぐし、一つの大きな真実を導き出す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
8
トリックとしてはダーウィンのより骨董品屋の事件のほうが面白かったです。2015/06/25
シュエパイ
8
世界はきっと、生き残ろうとするものを選択する。遥かな過去にダーウィンが見つけ出そうとした答えが、現実の森羅の答えと、知らず知らずにリンクしていくようで。大きな世界を見つめているようで、少しだけ途方に暮れたように、感嘆の溜息をもらすのです。やー、でもミステリのトリックとして好きなのはアンモナイトかなぁ。最後の苦さも含めて、なんとなくイイ繋ぎの回って感じ。さて、次は6月かー。楽しみだなー。2013/02/18
123456789wanko
6
正解が一つしかない勉強をする理由はね、自分が間違えることを知るためにやるんだよ。箴言です。それはそうと、このての推理ものの警官は本当に無能に描かれるよなあ。探偵の引き立て役で可愛そうになります。2013/02/24
十六夜(いざよい)
5
「夏期補講授業」電研の制作したソーラーカーが目を離している間に壊れていた。森羅が推理した意外な犯人は…。「ガラスの楽園」ダーウィンが進化論を発見したとされるガラパゴス諸島での調査に来た森羅と七瀬さん。同時進行でダーウィンの足跡にも絡んでいて、とても興味深い話ばかりだった。「螺旋の骨董品店」螺旋構造の骨董品店で店主が殺された。本格推理小説にありそうな店の構造が面白かった。2014/01/15
八子@ちょっと復活
5
ガラパゴス島の話は、過去と現在が交錯していて面白かった!あと、夏期補講授業も良い。 C.M.Bシリーズの学園ものは、周りのメンバーが変すぎず普通すぎず面白くて好き。しかしヒヒ丸の出番はなしですか……?2013/03/10