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内容説明
漆喰の壁に左官職人が鏝(こて)で描いたレリーフ、鏝絵。江戸から明治にかけて盛んに描かれた鏝絵だが、漆喰壁の建物自体が減少し、ほとんど現存しない。そんな鏝絵の美を悼み、忘れ去られたある天才職人の本を、世に出そうとする美術ライター。出版の条件は、彼の生涯最高傑作「4枚目の鏝絵」を載せること。既に焼失したと言われる「幻の4枚目」、その謎を追う森羅(しんら)と立樹(たつき)だが、その絵には恐ろしい「いわく」が……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
8
卵焼きと、グラウンドの結末に安心感♪不謹慎だろうけど、グラウンドの絵はきれいだったなぁ。そして、表紙の鏝絵に残された悪意と、最後のひとことにドキドキしたり。ねぇ、私の眼は大丈夫かな?そして、卵焼きのほのぼの感の次に来るのが、死体の無い殺人事件とか、落差がジェットコースターだ(笑)2013/06/19
八子@ちょっと復活
6
卵焼き屋の話が一番好き(笑)けっこう無理矢理だけど、鏝絵の話の後に和んだ。すいとり君って何だwww もちろん鏝絵の話も良かった。芸術と狂気、何百年経っても受け継がれるその業。2013/07/20
十六夜(いざよい)
5
「4枚目の鏝絵」杏次郎という鏝絵画家の作品集出版の為、杏次郎の幻の最高傑作を探す事になった森羅。おぞましい結末。「足摺厚焼き卵店」"たすけて"の解釈は少し苦しいが、人情商店街らしいほっこり感が良かった。「Nobody」命懸けの計画も結局は露見してしまう。悪い事は出来ないものだ。「グラウンド」野球のグラウンドを巡ってのトラブルを森羅が解決。大人の汚れた部分が垣間見える作品。2014/01/17
bashi
4
卵焼き屋みたいな話は和む2013/06/24
コリエル
3
たまごやき屋の話は三題噺みたいに無理やり筋をつけている感じが推理というよりゲームとして好き。2017/10/18
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