RM Library(RMライブラリー) Vol.305 - 京王帝都電鉄の譲渡車

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RM Library(RMライブラリー) Vol.305 - 京王帝都電鉄の譲渡車

  • ISBN:9784777055982

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内容説明

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戦後の1948(昭和23)年6月に東京急行電鉄(いわゆる大東急)から分離して誕生した京王帝都電鉄では、1953年より用途を失った車両の他私鉄への譲渡が開始されました。特に1960年代に入ってからは電鉄傘下の京王重機で譲渡先の鉄道に合わせた仕様に改造できるという強みもあって、これまでにおよそ170両を全国各地の鉄道に送り出しました。さらに最近では銚子電鉄や岳南電車に見られるように、京王からの譲渡車が他私鉄に再譲渡される例も生じています。

 本書では、1950年代より譲渡が開始された庄内交通、越後交通長岡線、松本電鉄をはじめ、京王線の名車と呼ばれた5000系が譲渡された富士急行や高松琴平電気鉄道、伊予鉄道など、また井の頭線ステンレスカー3000系が譲渡された北陸鉄道や上毛電鉄、伊予鉄道などといった京王帝都電鉄発足以降の歴代譲渡車両を、譲渡先の鉄道会社別に紹介します。
【内容(目次)】
巻頭グラフ 京王帝都電鉄の譲渡車両
はじめに
1.東北・甲信越
 1.1 庄内交通湯野浜線
 1.2 越後交通長岡線(←長岡鉄道)
 1.3 松本電鉄(現・アルピコ交通)
 1.4 富士急行(現・富士山麓電気鉄道)
2.関東・中部
 2.1 上毛電気鉄道
 2.2 わたらせ渓谷鐵道
 2.3 銚子電気鉄道
 2.4 岳南鉄道(現・岳南電車)
3.北陸・近畿
 3.1 北陸鉄道
 3.2 京福電鉄福井支社
 3.3 近江鉄道
4.中国・四国
 4.1 一畑電気鉄道(現・一畑電車)
 4.2 高松琴平電気鉄道
 4.3 伊予鉄道
Column 今も生きる京王木造車の台枠
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
こうして全国の地方私鉄に譲渡された京王車両だが、5000系・3000系も製造から60年近く経つものも続々発生しており、他社製中古車や新車に置き換えられるところが増えている。一方で、岳南電車や銚子電鉄では、他社に譲渡された京王車両を自社が購入してさらに走らせているところもある。京王中古車で珍しいのはわたらせ渓谷鉄道のトロッコ魔改造だろうか。これも著者は改造から四半世紀が経ち老朽化による先行きを不安視している。ことでんでは4両運転も見られるが、これは過去の京王線時代を彷彿とさせる写真に見えた。2025/11/21

えすてい

6
10月発売のRe-Libraryに続き、11月発売号RMライブラリーも鈴木洋の京王である。今回は地方私鉄に譲渡された京王車両、すなわち旧型のグリーン車・2010系・5000系・3000系について述べられている。京王での営業運転を終えて京王重機北野工場で再整備を受けて全国の地方私鉄に譲渡された京王旧型車両は、車両のサイズ・京王と京王重機の営業もあり京急旧型車両を検討していた地方私鉄も京王を入れたというところも少なくないようだ。自社の車両限界から井の頭線よりもやや小さな京王線を希望したところもあったという。2025/11/20

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