RM Library(RMライブラリー) Vol.287

個数:1
紙書籍版価格
¥1,485
  • 電子書籍

RM Library(RMライブラリー) Vol.287

  • ISBN:9784777055579

ファイル: /

内容説明

※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページ、付録が含まれない場合がございます。

【特集】スハ44系客車の履歴書

スハ44系は、1951(昭和26)年に幹線特急用として49両が製造された客車で、
前向きの2人掛け座席が並ぶ3等車は当時「特ハ」として一般車両と区別されました。
東京~大阪間の「つばめ」「はと」など花形列車でデビュー、
特に1956年の東海道線電化完成時には煤煙と無縁になったことから編成全体の塗色をライトグリーンに一新、
その雄姿はファンから「青大将」と呼ばれ親しまれました。
さらに山陽特急「かもめ」や東北特急「はつかり」にも使用されましたが、
1960年に151系電車や80系気動車が登場すると特急運用は激減、
また終端駅での方向転回が嫌われ、座席を回転式に改造して夜行急行や観光団体列車などに使用されますが、
それらも削減されて他形式に改造されたほか、一部は四国に渡りローカル列車で使用されました。
本書では各地を転々とした44系客車の波乱万丈な生涯を、多数の写真や編成記録を交え全64頁で解説します。

目次

表紙
目次
口絵写真
カラーグラフ 特急列車からローカル列車まで スハ44系客車の生涯
はじめに
1.特急用客車の誕生
column 1 戦前の「特ハ」、スハ33
2.難航した山陽特急と急行での当座使用
3.「青大将」への衣替え
4.「かもめ」の編成替えと「さくら」への転身
5.「はつかり」の新設
6.特急運用からの離脱、急行用改造と観光団体列車
column 2 実はなかった?「観光団体色」
column 3 南紀観光号は何回向きを変えたか
7.「みずほ」での特急運用復活
8.1960年代の急行運用
9.冷遇されるスハニ35とローカル線への転身
column 4 要人用列車で重宝されたスハニ35
column 5 電暖改造されなかったスハ44系
10.荷物車、事業用車への改造
column 6 1輌だけ出現したオハネ17改造車
11.廃車と四国への転属
12.大井川鉄道へ
13.三角線での転向
14.形式別解説
column 7 スハ44系は何色か
おわりに
スタッフ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
戦後製の旧客でスハ44系というのは非常に特殊だ。最初から特急用として登場した。3形式全49両と決して大所帯ではなく座席は全て前向き固定で当時の特急の「当たり前」としてデルタ線での編成ごとの方向転換を必要とした。また片デッキも使い勝手を悪くしてたのも否めない。動力近代化で本来の特急用は長続きせず、急行や観光団体でも転々とし、電暖未改造故に東日本電化路線では使えず、とりわけスハニ35の冷遇っぷりは凄まじい。結局スハニ35は荷物車に改造されたが。大井川鐵道トラストトレインとしてスハフ43が2両現役なのが皮肉だ。2024/05/22

えすてい

4
著者によると、スハ44系はその特殊さと複雑な履歴から、このRMライブラリー執筆に当たっては当初の構成案がうまくまとまらず大幅な手直しをしたという。最晩年のスハフ43の四国でのローカル運用にも詳しい資料がなく、「全盛期」でも写真の記録がないため確認が取れないのも散見された。国鉄の旧客は星晃ら優秀な第一線の技術者が鉄道雑誌に寄稿したり写真に撮ったもの以外は在野のファンの地道な調査によるデータに依拠したものが多い。今は直接知る世代が書籍化できるラストチャンスなのかもしれない。近い将来旧客本は出せなくなるのかな?2024/05/23

Teo

1
青大将にも使われたスハ44系。転換出来ないクロスシートなので、そうか展望車でもないのにデルタ線で方向転換が必要か。これは後年の使い勝手が非常に悪いのも仕方ないし、必然的に内装の更新も行われる。大井川鐵道には一度だけ行ったが、これには乗れなかったな。2024/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21965873
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数63件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす