内容説明
月刊誌の企画でお伊勢参りに出かける予定だった老夫婦が失踪した。旅のコースには2人の名を騙る不審なカップルが出現。老夫婦は事件に巻きこまれたのか? 捜索願が出される中、カップルの女性が隅田川で他殺体に。捜査に当たった十津川警部は老夫婦の家で謎の仏像を発見する。失踪と関係があるのか? 伊勢志摩へ飛んだ十津川が掴んだ事件を解くカギとは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
4
伊勢志摩ライナーは近畿日本鉄道の特急です。名古屋駅を出発し、桑名駅、四日市駅に停車します。西村京太郎『近鉄特急 伊勢志摩ライナーの罠』は伊勢志摩ライナーがタイトルになっています。十津川警部シリーズでは伊勢を舞台とした作品がほかにもあります。『伊勢志摩殺意の旅』や『伊勢路(ルート)殺人事件』です。『伊勢志摩殺意の旅』はカルト宗教団体の土地買い占めが起こります。『十津川警部 愛憎の街 東京』では猫好きで有名なデザイナーとして林田ひろ子が登場します。 2019/08/28
pyonko
1
歴史系十津川警部。このシリーズを読み続けていると刑事って想像力がないと務まらないなぁと思ってしまう。2014/08/29
すじめ
1
西村氏の最近の作品の中では、読み応えあったかな。でも昔に比べて逮捕直前が強引で、十津川警部がしゃべりまくって逮捕するのが、なんだかなと思う。とかいって、次回作も結局購入してしまうと思うが。2012/03/22
イケダ5→1
0
今回の長編は中々読み応えがあったけど、平凡な夫婦がマニアになるとなぁ。夫婦は別々の趣味の方が突っ走らなくていいかな、なんてな。2012/11/10
史
0
豹変。2019/12/08