内容説明
新幹線と特攻と殺人と
幻の軍用機、大戦末期の極秘作戦――
十津川、闇を追う!
10年前、北陸新幹線開発の功労者吉岡浩一郎が、東京青梅山中で殺された。容疑者すら浮かばぬ歳月の末、十津川警部はかすかな手掛かりを求めて上越妙高駅の完成式典に参列。
戦時中、航空機の開発に当たり、戦後は国鉄に勤務、故郷新潟県柏崎で尊敬を集める吉岡に、殺される理由は皆無だった。
だが、十津川が謎の軍用機写真を入手するや、捜査は意外な展開を見せた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aaboo
3
犯人は判明しなかったが面白かった。2022/12/13
dice-kn
3
北陸新幹線の中で・・とか、時刻表を使って・・とかを連想してましたがまったく違っていました。謎は解決されたようなしていないような・・? 鉄道が舞台だと思いこんでいたので(ある意味そうなのかもしれませんが)こんな展開なんだという意外さを楽しめました。2022/10/14
ミガーいち
2
いつもはおちゃらけているけど、真面目な話だった。星32025/05/26
kobayo
2
新幹線や駅にまつわるストーリーかと思っていたが違っていてラストも意外だった。2022/12/29
くまゆう
1
新潟旅行に行った時にこの本を見つけて、あらすじから新潟が舞台の本なのかな、と思って読み始めたら違った。2025/03/19