祥伝社文庫<br> 日本のエーゲ海、日本の死

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祥伝社文庫
日本のエーゲ海、日本の死

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 祥伝社(2016/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784396335595

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内容説明

新宿のホテルの一室で毒殺事件が発生。その一週間後、日本のエーゲ海と呼ばれる岡山県牛窓の展望台で駐車中の車から男の絞殺死体が発見された。岡山県警から捜査協力の要請を受けた十津川警部は、二つの事件の被害者がパルテノンI号というヨットを共同所有するメンバーであることを突き止める。しかし、そのヨットは二年前に伊豆の伊東沖で沈没し、他のメンバー四人は失踪していることが発覚した! 二年前の遭難事故を洗い直す十津川警部の前に当時の金塊強奪事件が浮上し、その背後には財団法人あけぼの会の理事長であり元国務大臣の衆議院議員・石田健作とその秘書・相原敬の姿が見えてくるが……。東京~岡山、760キロの殺人!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

25
電子書籍て購入しました。王道の十津川刑事が主役のストーリー。岡山の牛窓は行った事があるので頭の中て思い返して読みました。ヨット好きな仲間の中の2人が殺害され、捜査して行くお話。政治絡みのお話でした。面白く読めました。2025/12/07

旗本多忙

20
岡山の牛窓生まれの男が東京で、少し遅れて、東京生まれの男が岡山の牛窓で殺された。身元を調べた警察は接点があるとみて協力操作を始めた。上着に残ったバッジから2人はヨット愛好仲間だと想像できた。政治家と選挙、秘書が絡み、クラブの女が絡む...展示の2億の金塊がなくなり、多額の金も絡んで、日本のエーゲ海といわれる牛窓マリーナから、日本の南岸にあるマリーナなど、方々に捜査の手を伸ばす。さらに、死んだ2人の他にヨット仲間が4人いたが、彼らの所在も不明だ。十津川は意地でも捕まえてやる!乾擲の捜査の結末は 2025/06/04

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

4
平成22年 3月20日 初版2020/03/12

chinayo

3
初作家。有名なのは知っていたが、自分で買って読もうとは思っていなかったので、たまたま積載本としてあったので読んでみた。字も大きいし、字幅も広いし、とにかく読み易い。推理の方も、犯人は簡単にわかるし、証拠も、最後に取って付けたように出てきて、笑える。2016/12/16

pyonko

3
いつもの列車ではなくヨットを主軸にしたストーリー。赤い帆船を読んだ時も感じたのだが、海洋サスペンスの方面も突き詰めてほしかったと思ったりもする。2015/01/28

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