内容説明
日下刑事の妹京子が因島からの帰路、何者かに船から突き落とされた。彼女は尾道で姿を消した親友林ユキの足取りを追っていたのだ。これはユキを探すなという警告なのか? 急を聞き現地へ飛んだ日下は、独自の捜査を開始した。一方、十津川警部は日下の依頼で不審な旅行グループを調べるが、名警部の勘は何かをキャッチしていた。そんな折、林ユキの水死体が発見された……。捜査陣を嘲笑う連続殺人! 人気絶頂の著者が放つ本格推理傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第188弾。この本は別の出版社で2冊あり、文庫コレクション368冊目であった。。。平成7年3月1日 初版。。。日下刑事の妹の友達が、ある旅行グループと接触するところから事件は始まる。そのグループは旅行に行った先々で、強盗を働く旅団であった。盗癖のある男に吾らが十津川警部が迫っていく。2018/05/24
竹本明
2
広島県尾道市を中心とした作品である。 何者かに船の上から突き落とされた日下刑事の妹、京子・・・ 京子は姿を消した親友のユキの足取りを追っていた。 日下刑事とともに捜査に乗り出した十津川警部のもとに、水死体の情報が届く・・・ トラベル・ミステリーを含む、十津川シリーズの作品である。非常にスムーズに読むことが出来た。満足であった。 2008/02/16
みん
1
有名な著者だが、あまり読んだことはない。話はテンポよく進み、次々に場面が変わって、読み手をあきさせないのはさすがである。2017/05/21