内容説明
十津川は捜査で疲弊した帰宅途中の電車で「お願いがある」と声をかけられた。明日、電話をと立ち去った翌朝、駆けつけた殺人現場で見た死体は、声をかけてきたその女性だった……。十津川警部が自分の判断ミスを苦悩する「事件の裏で」をはじめ、犯人当て小説「私を殺しに来た男」、プロ野球を舞台にしたスポーツ推理など、ミステリー第一人者の魅力満載の傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桂 渓位
8
短編集📙 事件の裏で、に登場する十津川警部は、いつもの神憑り的な推理を披露する、疲れ知らずのスーパーマンではありません✨ 普通に疲労困憊し、事件の犠牲者に対しても何一つ助けられない、一人の警察官として描かれているのが、印象的でした✨2022/07/16
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
平成30年 3月20日 初版 2021/08/23
ひまわり
6
短編集。犯人は誰?2021/07/18
aaboo
3
「小説マリー・セレスト号の悲劇」が良かった。2021/05/16
ぞうきばやし
2
短編集。さくっと読める。犯人につながるヒントがあちこちにちりばめられている。大半はおもしろかったが、最後の話だけは謎でしかなかった。