内容説明
函館本線の線路脇で、元刑事の川島が絞殺死体となって発見された。川島を尊敬していた十津川警部は、地道な捜査の末に容疑者を特定する。しかし、その容疑者には完璧なアリバイがあり…!? 傑作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
95
北海道を舞台にした殺人事件の5作品を集めたもの。 十津川警部が活躍するものもあれば, 殺人者が主人公のような感じのものもある。 函館本線,北廃止線,石北本線,ブルートレインなどの鉄道が標題になっているものが4つ。 西村京太郎愛好者のための1冊2012/07/15
あなご
29
北海道を舞台にしたトラベルミステリーの短編集でした。西村京太郎さんの作品は今までに20作品程読みましたが初めて短編を読みました。ずっと長編ばかり読んでいたのですごく意外な感じがしました。2014/02/14
うさっち
12
北海道が舞台のトラベルミステリー短編集。初読みの作家さんで、しかも十津川警部シリーズでしたが全話警部が主人公だったわけではないので、違和感もなく読みやすかったです。2014/08/07
桂 渓位
9
愛と裏切の石北本線、十津川警部もわざわざ北海道に行かず、部下に任せておけば…と、思っちゃいました(^^;2020/03/08
ttiger
7
「殺人ガイド」ってすごいタイトルですが、北海道が舞台となる短編5作品が収められています。ラストの「最果てのブルートレイン」は人間ドラマが濃くて切ないです。2013/06/19