内容説明
一人旅をしていた警視庁の刑事・酒井は同宿の女性にふとしたきっかけで誘われて一緒に露天風呂に入った。翌朝、その女性が露天風呂で死体となって発見され……。「死体は潮風にふかれて」他、4編収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
4
図書館本。短編集でサクサク読めた。鉄道は出てくるけどトリックにすごく使われたとかではなく普通の推理小説って感じで、それはそれで面白かった。2023/03/17
陽
0
東北出身なので、タイトルに東北が、あると、懐かしいのと、渡瀬恒彦のイメージが強い西村京太郎サスペンスを読みたくなっての一冊でした。作中の亀さんの「東北出身の奇妙な所は、普段は、重かったり、恥ずかしいかったりなんだが、追い込まれたときなどは、故郷が懐かしくなる」といった一節がとても刺さりました。2017/04/16
CEJZ_
0
1P17行。解説はなし。東北出身人物や、東北で事件が起こる短編5編。1987年から98年の各小説雑誌に掲載、2005年に双葉文庫刊。ふだん小説をTVドラマ化したものに興味はないのだが、この前なんとなく高橋英樹主演の十津川警部ドラマを見たら、これはイイなと思った。亀井刑事が高田純次、西本刑事が森本レオ、北条刑事が山村紅葉だった。こんな風になるのかと思った。十津川モノは亀井刑事の存在が要だなといつも思う。またいつかTVドラマを見てみよう。2016/02/15
キャサ
0
短編集