内容説明
小堺信介は仲間5人と孤独死した老人の遺品を有料で処分する会社を立ち上げた。最初の依頼が片づいた翌朝、従業員が死体で発見された。十津川警部が遺品の主である三枝修一郎の身元を洗い始めると、三枝の友人が岡山で殺されたとの情報が入る。急遽、岡山に飛ぶ十津川。そこで待ち受けていたのは第3の殺人事件だった……。十津川は殺人の連鎖を止められるのか? 事件の背後にある、時代を超えた因縁とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなご
30
孤独死した老人の遺品を有料で処分する会社を立ち上げるところから物語が始まるので孤独死をテーマにした作品かと思いましたが違いました。今回は十津川警部が45年前の事件がきっかけで発生する連続殺人事件に挑みました。主な舞台は岡山でした。2014/03/05
kaizen@名古屋de朝活読書会
4
登場人物が経営を始める独居老人が亡くなった後の有料で遺品を回収するという遺品整理会社という発想は面白い。 そのわりに、話題がすぐに殺人事件などに移ってしまい面白みが少なくなってしまった。 岡山を西だと思うのは、東京、名古屋、大阪よりも西だからいいのかもしれない。 通勤電車で時間つぶしによむのにはちょうどよい。2012/01/15
秋庭誠
4
西村京太郎作品が、「BOOK☆WALKER」で買えるんだ…。凄いな。/あらすじはあえて書かない。人一人が死ぬだけで、殺人の連鎖…。怖いなぁ…。とにかく、若いときに起こしたことが、何十年たっても尾を引くということが分かった。気を付けないと。/表紙…、どこ?岡山?2012/10/10
pyonko
2
最後の解決の仕方は好きではない。素直に白状しなさそうなのは分かるが、十津川警部にはこういう絡め手を使うイメージではなかった。2014/08/17
はらかず
0
終わり方ありえない。十津川さん、それは無理だと思うけどなあ。2016/05/10