内容説明
多摩川土手に立つ長屋で、老人の死体が発見される。無縁死かと思われた被害者だったが、一千万円以上の預金を残していた。生前残していた写真を手がかりに、十津川警部が事件の真実に迫る。長編ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなご
28
孤独死をテーマにした長編ミステリーでした。孤独死や無縁社会は現代社会が抱える大きな問題だと改めて思いました。今回はあまりトラベルミステリーの要素はありませんでした。主な舞台は東京と岩手です。2014/02/04
クリンクリン
5
相変わらずの西村作品、十津川警部の突拍子のない推理に、物事を深く突っ込まない展開の早さ(^_^ゞ現代社会が抱えている問題がテーマだが、掘り下げられていないし浅い。あっさり感が持ち味と言われてしまえばそれまでなんだが……。美由紀の妹の事件はいったいどこへいってしまったのさ( ̄∇ ̄*)2014/03/04
タカシ
4
現代の問題となっていることを取り上げた作品。内容が重い内容だけあって物語もページ数の割りにはじっくりと物語が進むので、ページ以上に厚みを感じました。2013/10/26
CEJZ_
1
1P18行。これは数年前、角川の「本の旅人」に連載されていたと思う。で、当時連載を少し読んでいて、いつかまとめて読んでみたいと思っていた。十津川モノも、無縁社会なんて世相を取り入れるんだなあと思っていた。表紙のコラージュもイイ。しかしまあ西村京太郎の作品は読みやすいなあ。スラスラ読める、そこがクセになる。どれもパターンというか、展開は似たり寄ったりなんだが。ふだん旅行はしないので、全国各地で活躍する十津川モノを選んで読み、ほんの少しご当地気分に浸る感じでいる。2014/12/29
aaboo
0
犯人の犯行が杜撰すぎる。2024/06/29
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