内容説明
一人旅中の三浦あや子は田沢湖でベンツに乗った実業家・田代に声をかけられる。気軽に乗せてもらうが、車中で暴行を受けてしまう。その時、傍の線路を特急「ゆうづる3号」が通過する。同日、都内で会社社長が絞殺体で発見される。容疑者として田代の名前が挙がるも、あや子が特急の通過を目撃したことで田代は殺人事件のアリバイが成立することに。十津川警部は狡猾な罠を見破ることが出来るか? 傑作鉄道ミステリー短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルナ
3
珍しく、時代小説が入っている短編集。 最後の話は、シャワーの時間が6分という、知る人しか知らないところを上手く利用するのが著者の素晴らしいところ。2014/09/06
GGbaba
2
短編集 文章力で持っている2012/09/30
あきさん
1
短編集と気づかずに図書館で借りてきてしまった・・が、十津川警部が登場しない話もあり、いつものことながら一気読み。「首相暗殺計画」は面白かった。2017/10/21
あすたりすく @本の虫
1
著者には珍しい時代小説『首相暗殺計画』は、新鮮であったが、物語自体には著者らしさが出ていた。 また、『寝台特急6分間の殺意』では、短編ながらクライマックスのテンポ感は心地よかった。2014/01/04
Eriko Kudo
0
十津川警部シリーズの静かな雰囲気、結構好きです。2013/07/05