内容説明
作家の吉田は武蔵野の古い洋館を購入した。売り主の母が終戦後、吉田茂がマッカーサーの元に送り込んだスパイだったという噂を聞く。そして不動産会社の社員が殺害され…。十津川が辿り着いた真相とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
130
本書は短編小説の素材に歴史ノンフィクションのような体裁を加えて膨らました感がありまして十津川警部の出番はほんのちょっとで非常に少ないのが実に寂しいですね。そしてやっぱり西村作品の法則と言える「素人の重要人物は最後にろくな事にならない」を今回もきっちりと証明する結果になっちゃいましたね。このラストは正直言いまして、私にとっては密かに恐れていた「こんな風にだけはなって欲しくなかった残念な結末」でしたね。そして一番殺生に感じた点は、破られた日記に何が書かれていたのかの謎の答がバッサリと切られてしまった事ですね。2018/02/04
やんちゃジジイ
25
最悪でした。もうこの作者の本は読みたくない。2016/10/06
ブルー
24
久しぶりに西村京太郎を読んだ。マッカーサーと吉田茂の関係の謎、秘密。結末が面白かった。2015/12/28
Syo
21
西村京太郎って、 こんな文体だったっけ? わざと? 読点だらけの読みにくい文章。 同じことの繰り返し…。 マッカーサーと吉田茂。 その謎には興味があったけど 登場人物が限られているので 結果が予想されるし。 う〜む。2017/09/24
fumikaze
11
いつもの十津川警部の謎解きスタイルとは少々趣が異なる。薄い本なのだが戦争が絡んできて、いつものトラベルミステリーを期待して読むと少し読みにくいかもしれない。でも著者はこういう戦争の話を書きたいのだと思う。戦時中のことを知っている人が少なくなった今、戦時中を知っている作家には出来るだけ書き残して欲しいと思う。2018/11/09
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