角川文庫 金沢加賀殺意の旅

著者名：西村京太郎【著者】

KADOKAWA（2013/09発売）

• ISBN：9784041527672

内容説明

片山津温泉の旅館で東京のカメラマン、湯浅が射殺体で発見された。湯浅は旅館の美人女将（おかみ）・北川深雪を訪ねて古都・金沢まで来たという。つづいて旅館の経営者、市川も射殺される。連続射殺事件の真相を求め、片山津に向かう十津川警部。捜査の過程で、深雪の実家が詐欺で数十億円を騙し取られていた過去が明らかになる。そして、詐欺事件の関係者が次々と射殺されていくが……。本当に裁くべきは女か悪党か？十津川の心が惑う！　傑作長編トラベル・ミステリー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エヌ氏の部屋でノックの音が・・・]

「勝手に列車祭」第３１０弾。。。文庫コレクション６１２冊目。。。平成１６年　４月２５日　初版。。。片山津に銃声が響き渡った。といってもサイレンサー付きのトカレフであったが。加賀友禅の老舗が潰れて、その原因が政治家の選挙資金欲しさであった。その復讐のため、雇われお上が立ち上がる。しかし完遂できず、湖面に浮かぶこととなる。

2022/03/29

[ディープなつまみぐい]

古都金沢が舞台のミステリー。新幹線開通で脚光を浴びている金沢だけに読んでみたくなった。

2017/03/24

[アヴィ]

十津川警部シリーズでは主要舞台でもある北陸。金沢と片山津温泉に跨がる事件。比較的わかりやすい復讐物だが、カメラ雑誌や素人写真集などいつもと違うテイストでもある。女は髪型やメイクで如何様にも変わるを実践するために、北条刑事の珍しいシーンが出てくるが、２サスの山村紅葉がちらついて素直に楽しめない。ラストは浅見光彦シリーズみたいだが、たまにはこんな終わり方も良いかもしれない。

2025/07/18

[★けーちん★]

西村京太郎氏の本は1カ月に1冊は読んでみたくなる 病気かなぁ？

2015/06/02

[め]

★★☆☆☆図書館

2017/04/29