内容説明
N銀行の元監査役が「神話の里で人を殺した」と遺書を残して自殺した。捜査を開始した十津川警部は、遺書に書かれた事件を追うことに……。日本各地にある神話の里は判明するのか。十津川シリーズ長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
11
初老の男が神話の里で人を殺してしまったという遺書を残して、桜の木の下で死んでいた。十津川と亀井はその事件を解決するべく、走り回る。事件は、最初、自殺ということで片付けられようとしたが、十津川はそうではないと感じるのだった。自殺ではないなら他殺なのだが、犯人は最後までわからなかった。2017/06/09
尾塚
6
十津川警部シリーズ。定番ですよね。退職した銀行員が自宅で自殺。何故か殺人を暗示する遺書が。男女4人で旅行に。ところが4人とも死んで、そして誰もいなくなったみたいな。警部も名前発祥の地、十津川村を訪れたりしちゃったサービス満点。2時間ドラマ的に犯人が意外なところから。結末の物証はちょっと無理があるかな。でもまあ定番ですから気楽に楽しめた。十津川と亀井コンビの活躍がたまには読みたくなりますよね。また読もう!2015/02/25
mercury
2
思いつきで小細工するのは危険だな。2015/07/08
ライコウ
0
初の西村京太郎。何か違う気がした。2016/05/22