角川文庫<br> 死を語り生を思う

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角川文庫
死を語り生を思う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041018064
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

作家、宗教家、芸術家、生化学者が、五木寛之と「死」を真っ向から論じ合う。小説を書くことは、死とかかわることとちがわないのではないか(小川洋子)。恋と死と出家とがずっと続く。それが『源氏物語』(瀬戸内寂聴)。未完で生まれて未完で死ぬ。だから輪廻があるんでしょうね(横尾忠則)。生命は、犯罪も競争も共同作業もある、大都会のイメージです(多田富雄)。死の不安から自由になるための、四つの対話を収録。

目次

第1話 死にはどんな意味があるのか?(小川洋子)
第2話 あの世の風景はどのようなものか?(瀬戸内寂聴)
第3話 衆生は輪廻転生するのか?(横尾忠則)
第4話(生命にとって死とは何か?;脳死は人の死か?(多田富雄))

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。同年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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西条べべる

2
「大河の一滴」の作者が作家、宗教家、芸術家、生化学者と死について語る対談集。それぞれの方の死生観が語られていて、とくに免疫学者の方の内容が面白かったです。(iPhoneの自動読み上げによる読書)2023/12/07

ことり

1
若いうちは死を意識することは少ないが、昔は死が身近にあったのだろう。特に五木さんの時代は戦争もあったので尚更だろう。死を情緒をもって語っているような気がした。2023/11/19

ナウラガー_2012

0
現代の科学では脳死によって死の判定がなされるが、免疫系全体が運動を停止するのは脳死の少し後になる。実際、髭は脳死後にも伸びたりする。だから脳死状態の人に皮膚移植をした場合は、拒絶反応が起こる可能性がある/精神分析医・フランクルの『夜と霧』:筆者がアウシュビッツの強制収容所での体験を描いたもの。「何て綺麗な夕日なんだ..」と綺麗な夕日に感動した人の方が極限状態の中を耐え抜いて生きた..というエピソード。アウシュビッツにもオーケストラがいた『死の国の音楽隊-アウシュビッツの奇蹟』2018/07/05

ナウラガー_2012

0
(胸骨の後ろ、心臓の前に位置し、心臓に乗るように存在する)、T細胞の分化、成熟など免疫系に関与する一次リンパ器官。免疫の参謀本部。胸腺中のリンパ球が最も多いのは思春期(10代前後)でピーク時の胸腺は3、40g。その後は急速に萎縮し脂肪組織に置き換わる。この胸腺の退縮は70歳までにほぼ完了するため胸腺は”最も老化の早い器官”といわれる。逆にいえば胸腺は発達が早く、たとえば、出生直後のマウスで胸腺摘出を行うと、マウスは免疫不全に陥るが、成熟マウスで摘出をしても免疫系に影響は少ない2018/07/05

ナウラガー_2012

0
があったりするが、母体の中にできた胎児も母体からすると異物ではあるが拒絶されない。免疫の中には自己の中に非自己を共存させていこうという側面も持っており、免疫トレランス(寛容)という/細胞で死なない細胞が増えてしまったら(それが癌=不死の細胞増殖)、増殖を繰返していって細胞増殖に抑制がきかないような生物は、群れとして滅びてしまう(奈良女子大・高木先生)/メメント・モリ(memento mori):ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句/【胸腺】胸腔に存在し2018/07/05

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