二見時代小説文庫<br> 希望粥 - 小料理のどか屋人情帖10

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二見時代小説文庫
希望粥 - 小料理のどか屋人情帖10

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2014/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576140377
  • NDC分類:913.6

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内容説明

男児ばかり連続誘拐(かどわかし)!
江戸を騒がす魔の手はのどか屋の千吉坊にも。

武士を捨てて江戸に出て料理人となった時吉は、女房おちよとともに岩本町で小料理のどか屋を営んでいる。二月初旬、神田多町の湯屋から火が出て、大火となった。時吉とおちよは、救け屋台を引いて、焼け出された人たちのために「希望粥」を炊き出して回った。折しも江戸では、男児ばかりが行方不明になるという奇妙な事件が連続していた。やがて時吉たち夫婦の身にも……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆちん

14
のどか屋シリーズ第10弾。お城で料理対決、タイムスリップ、テレパシーとここまでいろいろあったので、何が出てきても驚かないぞ!と思ってたけど、今度のテーマは神隠しを装った男児の誘拐事件。時吉の息子、千吉が誘拐されてしまう。いつの時代にも悪い奴はいるもんだなぁ。。。捜索の中でまた新たな絆ができ、出てくる料理も相変わらず美味しそう。お決まりのパターンではあるけど、胸が温かくなる話は健在で、また続きを楽しみにしています。2015/01/02

ううち

13
今回はのどか屋をメインとしたお話。マンネリ感はあるけれど、未来から誰か来たりとか、お城に行ったりとかするよりは好きかな。出てくるお料理が多いので嬉しい。力屋さんのガッツリご飯も美味しそう!2014/04/28

はにこ

9
今回のゲストはおたきちゃん。大火事で両親を失い、弟ともはぐれ、その中のどか屋の希望粥に救われた。のどか屋で配膳をしながら弟を探していたが、千吉までが行方不明に。周りの人々が温かくてほっこり。やまとが生きていて良かった。おデブパパになっていたけど幸せそうで何より。2020/03/06

ミド

9
時吉とおちよ夫婦ならどんなつらい苦難でもいいけれど、子供が理不尽な目に合うのは嫌だなあ。特におたきちゃん。火事で両親を亡くし弟ともはぐれるというだけでも十分なのにまだまだつらいことが続く。故郷では幸せになれるといいなあ。江戸を騒がせた男児誘拐事件。子供のない夫婦に斡旋するなら赤子のままの方が貰い手が多そうだけど、ある程度育っていた方がいいの?千吉は明らかに足が悪いとわかるのにわざわざ誘拐する価値があるかなあ。2018/09/19

ふみえ

8
次がまた出るのか、と焦って読了。読み続ける魅力は何なのか悩むが、のどか屋さんは先が気になる。どうでもいい話なのに、涙してしまった場面も。単純だな。2014/07/08

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