二見時代小説文庫<br> 天保つむぎ糸 - 小料理のどか屋 人情帖16

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二見時代小説文庫
天保つむぎ糸 - 小料理のどか屋 人情帖16

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2017/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576160276

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内容説明

結城紬の里に出現した、もう一つののどか屋!
背後に訳ありの「大殿」

時吉は、野田の醤油醸造元へ息子千吉を連れて出張料理。
桜満開の土手で極楽花見重。
足を延ばして結城へ行くと店から豆腐飯のいい香り…。

時吉とおちよの旅籠付き小料理のどか屋に、結城の紬問屋の主従と称する二人連れが泊まった。なにやら商人らしからぬ二人は、のどか屋名物の豆腐飯の朝膳に「大旦那さまも、さぞやお気に召すだろう」といって、身支度をして帰っていった。桜の季節、時吉は野田の醤油醸造元から招かれ、息子千吉を連れて出張料理に出かけた。その折、足を延ばした結城で…。

《本書に登場する小料理》
・江戸焼き飯 ・桜海老のかき揚げ ・筍膳
・高野豆腐のふわたまがけ ・天保の『天』寿司
・牡蠣の時雨煮 ・豆腐飯 ・極楽花見重
・平目の梅肉漬け ・鰻の佃煮 ・鱚の揚げ煮

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんぽぽ

19
昭和の時代劇のような安定のマンネリ(笑) 千ちゃんの成長が見えて今後が楽しみ。 お花見弁当、私も食べたい。2016/06/25

ううち

9
第16弾。飛ばして読んでしまっていたのがようやく繋がる。父子2人で野田(千葉かな?)への旅。駕籠で行く場合、料金はどれくらい掛かるものなのか。千吉の脚にかすかな希望が。2018/04/09

ざるめ

9
今回は千ちゃん大冒険!(^o^)のどか屋に泊まった醤油醸造元の主従の縁で、野田に行く事に♪同じく泊まっていた結城の紬問屋主従は何やらあやしい(-_-;)しかし野田から足を伸ばした先の結城で意外な事実が‼その事実にしんみり(--、)帰りの千ちゃん大活躍の大捕物もドキドキした(゜゜;)最後は仔猫も増え、いよいよ寺子屋に通いだそうとする千ちゃんの成長にほっこり(*´-`)2016/07/08

はにこ

8
今回も様々な出会いと別れがあったが、今回は死別じゃなくて良かった。当時は電車も飛行機もないから、遠くに行くことが永遠の別れになることも多かったと思う。出会いと別れを繰り返しながら千ちゃんも成長していくのだろう。千吉焼き、想像するだけでも可愛らしいのが分かる!2020/07/31

nyanlay

8
今回は親子旅。今の時代では日帰りできてしまうけれど、人の脚だけが頼りだと、大変だなぁと。想像しか出来ないので思いを馳せる程度ですが…。今回は料理の場面がいつもより少なく感じ、事件も絡んで、楽しめたです。2017/02/15

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