二見時代小説文庫<br> 幸くらべ - 小料理のどか屋 人情帖32

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二見時代小説文庫
幸くらべ - 小料理のどか屋 人情帖32

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2022/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576210940

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内容説明

大火を生きのびた赤子、双子の江美と戸美が、悪党退治の大手柄!

二人あわせて「江戸」となる江美と戸美は、のどか屋はじめ三軒の旅籠のかけもち手伝いに。
折しも上方から偽薬の悪党らが来て……!

岩本町で焼け出された先の大火のとき、のどか屋の時吉とおちよは一石橋の蔵のかげで泣いている双子の赤子を見つけた。見拾てはおけないから、保護して江美と戸美と名づけた。赤子は有徳の人、井筒屋の善兵衛にあずけられ、十三年が経った。双子の娘は、のどか屋はじめ三軒の旅籠をかけもちの手伝いに入って……。折しも上方から偽薬の悪党らが江戸にやってきたのである。

*本書に登場する小料理*
・海老と小柱のかき揚げ ・玉子粥 ・あさり玉子丼 ・常節の松笠煮
・白魚の筏焼き ・高野豆腐の揚げ煮 ・ 鰹の焼き霜づくり
・蛸と大豆のやわらか煮 ・胡瓜と竹輪の梅酢和え

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

52
登場人物の成長、新たな顔触れ、増える猫。あっという間に解決する事件。いつも通りです2021/10/21

はにこ

29
今回は事件はあっさり解決。メインは江美、戸美コンビと3代目。この二人は若いけど、ちょっとしたら紅葉屋の跡取りとか、おようの弟辺りとくっつきそうw長吉が達者で何より。2022/02/13

ざるめ

11
今回の捕り物はやけにアッサリと片付いたな(^^;)そして増えていく猫とのどか屋ファミリー(^o^;)次回はいよいよ三代目誕生か?2021/12/14

ミド

7
江美と戸美は捨て子というのは内緒にと言いつつ皆に言いふらしまくる。それも何回も何回も。そしてやっぱりうっかりあの人が本人たちにバラしてしまう。どちらが幸せになるか幸くらべとかまだ安定期にも入っていないだろうに子ができたと店に張り紙するとか他にも色々と無神経な言動が目立つ巻だった。あと章の中の節が多くない?2021/12/23

なお

6
捕物もあっさり終わり、今日も今日とて平和なのであった。2021/07/20

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