二見時代小説文庫<br> 越中なさけ節 - 小料理のどか屋 人情帖39

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二見時代小説文庫
越中なさけ節 - 小料理のどか屋 人情帖39

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2024/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576231273

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内容説明

信平は初陣の薬売り。
亡父への想いを胸に江戸の街を行く。

信平の父は時化にのまれ、江戸を見ることなく逝った。
信平を見守るのは父の親友。
懸命に薬売りに励むが、折しも捕物騒ぎが勃発!

日の本じゅう、津々浦々を旅する薬売りが久々にのどか屋に現れた。時を同じくして、黒四組が探索しているのは「上方訛り」の京から下ってきた悪党だという。なりは越中の薬売りだが、中身は上方からきた悪党どもを探し出すことはできるのか。「おいらたちの真似をするとは、許せねえっちゃ」と気概を示す越中の薬売りたちは果たして手柄を立てることができるか――。

*本書登場の小料理
「焼き茄子」
焼きたての茄子は水につけないで皮をむく。
熱いので、指のほうを水につけて、手際よく。
むけたら、へたを切り落とし、箸で四つに割く。
それを器に盛り、だしが二、濃口醤油が一の割り醤油をかける。
おろし生姜を添え、糸がきの鰹節をふわりと載せれば出来上がり。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

49
今回は越中の薬売り達がよく出てきた。手柄もあげたしね。懐かしい人々や今まで登場した猫ちゃんも話に登場。そろそろ終わりが近いのかな。できたら季川さんも長吉さんも無事にフィナーレを迎えてほしい。殿様に大役を仰せつかった2代目。次のメインの話になるのかしら。2024/01/26

なお

9
秋刀魚が食べたくなりました。2023/11/15

goodchoice

0
相変わらず季節にちなんだ旨い品が目白押し。昨今、季節感がなくなりつつある中では、そうだよなぁ、と思わせる品々に膝を打つ。やっぱり和食は季節が大事だ。2023/11/28

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