二見時代小説文庫<br> きずな酒 - 小料理のどか屋 人情帖20

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二見時代小説文庫
きずな酒 - 小料理のどか屋 人情帖20

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2018/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576170954

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内容説明

せがれに成りすまして年寄から銭を騙し取る悪い奴は許せない!

造り酒屋「武蔵屋」の老主に家を出た末っ子から文が…。
博打負けた二百両を使いの者に渡してほしいという。相談を受けた時吉らは……。

江戸近郊の造り酒屋「武蔵屋」に家を飛び出した末っ子から文が届いた。博打でつくった二百両を使いの者に渡してほしいというのだ。旅籠付き小料理のどか屋の時吉は常連の大橋季川から相談を受け、文の背後にからくりを感じ取って……。せがれに成りすまして年寄りから銭を騙し取る悪い奴は許せない――。刀を包丁に持ちかえた元侍の料理人が立ち上がる。

《本書に登場する小料理》
・鯵大葉包み揚げ ・小鮎南蛮漬け ・高野豆腐黄金煮
・おでん串鍋 ・穴子づくし品川膳 ・江戸焼き飯
・秋刀魚照り焼き丼 ・奈良漬け茶漬 ・酒粕味噌胡桃和え ・鯛飯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

28
終盤に登場する松四郎の母の場面が好きだ。この作者のふわっとした「この世の人でないモノ」の描き方が好きだ。2019/02/02

たんぽぽ

28
安定のマンネリ(笑) 一話完結の時代劇ドラマをを楽しむ感じ。 今回はお江戸版おれおれ詐欺(おとっつぁんだまし)がテーマ。そんなところも、娯楽時代劇風かな?2017/08/04

はにこ

21
江戸版オレオレ詐欺。昔からありそうだー。昔もやっぱり老人がターゲットだったのかな。子供を思う気持ちを踏みにじるなんて最低だよね。初登場の韋駄天さんも良い感じ。絵師になったおなおちゃんが稀に出てきてくれるところが嬉しい。松四郎のピンチを救った亡き母に思わずうるっときた。千ちゃんの可愛らしさがたまらない。もはや母親目線で見てしまう。2020/09/20

ううち

14
第20弾。江戸のオレオレ詐欺。いつの時代も楽して金儲けしようとするやつがいるもんですね。千吉が成長してきました。2019/07/12

ざるめ

14
「おとっつぁんだまし」と書くと可愛らしい感じがするけれど「オレオレ詐欺」だよ(>_<)二百両だよ!Σ(×_×;)!のどか屋のお馴染みのメンバーが悪事を暴く(^^)千ちゃんもスクスク成長中♪包丁の練習に加え、出汁を引く練習も(^-^)2018/09/27

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