二見時代小説文庫<br> 夢のれん - 小料理のどか屋人情帖8

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二見時代小説文庫
夢のれん - 小料理のどか屋人情帖8

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2013/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576130750
  • NDC分類:913.6

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内容説明

武士を捨て料理人となった時吉と女房おちよの店「のどか屋」に、顔に火傷の跡が残る若い男が何度も訪れ、弟子にしてほしいと頼む。先頃の火事で料理人の父と母を亡くし、店も失ったという。時吉の料理の師であり、女房おちよの父である長吉のすすめもあって、若者は一からやりなおす覚悟でまず「初心の屋台」を引いて街で修業することになったのだが、そこで事件が……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

12
時吉に吉太郎という弟子ができる。二親を失った責任を感じながらも前に進もうとしているが、被せて災難が。お寿司やむすび、美味しそうだった。未来を知る?おとせの太鼓判があればお店も繁盛しそうだね。のどか屋は縁結びがお得意だね!猫も増殖中。2020/02/03

まゆちん

9
久々ののどか屋シリーズ、第8巻まで来たか~。今回は今まで以上に料理の描写が細かくて美味しそう!訳ありの青年がのどか屋を訪れ、弟子入りするところから物語が始まる。物騒な事件がスパイスになりつつも、小菊のくだりはじわりと涙が滲みました。千吉の成長も、新ねこ誕生ものどか屋らしいいい話に戻って安心しました。2014/06/27

紫鈴

8
表紙、一瞬文吉かと思ったけど違った 。時吉の初弟子吉太郎の話。最初は何だか気負いだけで使えなさそう〜と思ったけど、師匠の師匠から譲り受けた屋台で修行を始める。湯屋のあるじの寅次と娘のおとせちゃんの掛け合いが楽しい。のどか屋で職人たちがわいわいしているのに癒される。☆42021/12/31

mikipon

7
今回の話のメインは弟子ができたことかな。でも、弟子になったと思ったら、あっという間に独り立ちして店を構え、さらに嫁取りまでと、早い展開でした。毎回、いろんな事件が起きて飽きないから良いけど・・・2014/08/30

ミド

6
のどか屋に初めての弟子。前巻の人は弟子扱いではないのか。今時の若い者は……と言いたくなるような頼りない人だったのに、数々の挫折フラグをへし折り自分の店と所帯を持つまでに至る。展開が早い。猫もどんどん増える。2018/07/05

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