二見時代小説文庫<br> 味の道 - 小料理のどか屋 人情帖38

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二見時代小説文庫
味の道 - 小料理のどか屋 人情帖38

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2024/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784576230771

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内容説明

料理人の腕くらべ再び。
二十年前には父時吉が、こたびは二代目千吉が。

江戸で指折の名店、三役格の旬屋のあるじ幾松と競う千吉。
腕くらべの結末は?
さらに幾松からの思いがけぬ申し出を受けた千吉は…。

かつて江戸の料理人による腕くらべがあった。通人の遊びとして年に一度行われていた。料理人を二人呼び、どちらの料理が勝るか判じて勝ったほうにほうびを与えるという通人らしい遊びだ。その後、料理人の数を増やし大がかりな腕くらべが……。もう二十年前の話だ。これに父の時吉が出て勝った。そして今、二代目の千吉に白羽の矢が立てられて……。

《本書登場の小料理》
・大根餅
大根おろしに細かく刻んだ干し海老を加え、片栗粉と塩を入れて火にかけ、粘り気が出るまで練る。これを広げ、こんがり焼き上がったら、食べやすい大きさに切り、醤油で食す。
(一口大に分けてもよい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なお

9
千吉が腕くらべに出たけど、対戦相手が嫌なやつだったりするのかと思えばいい人で。 悪人が一切出ない平和な世界でした。 のどか屋は今日も平和なり。2023/07/17

ミド

7
料理対決だけど相手は嫌な人ではなく、主人公側だからと若輩者が無双するのでもなくただただいい話でした。教える側になっていた千吉も修行に出てさらに力を伸ばす。ただ一場面が短すぎじゃないかな。ページをめくるごとに区切りの数字が出てくるし、1ページの文字数もどんどん少なくなっているような。2023/12/12

kmzwrs5781

2
シリーズ38作目。のどか屋の二代目である千吉に腕試しの声がかかる。千ちゃんの成長と、彼の負けじと前に進もうとする心意気と、師匠や先輩たちの知恵や技術を出し惜しみしない強さがのどか屋をまた素晴らしい店へと導いてくれる。遂に最新作に追いついてしまって、悲しみ。2023/09/28

goodchoice

0
千吉も腕くらべを経験して、さらに成長した。今後が楽しみだ。2023/08/27

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