内容説明
「これは新聞，雑誌のもとめに応じて書いた作品からえらんで編んだものですが，いわゆる現代詩が現代音楽とすれば，この本に収めた作品はポップスにたとえてもいいようなものも多く，どんなふうに読んでもらえるのか，刊行当時はあまり自信がありませんでした．」
目次
目 次
うつむく青年
聞こえるか
うつむく青年
幻の村
大きなクリスマスツリーが立った
問い
おべんとうの歌
新しい荒野
見る
平和［朗読］
海
みずうみ
王女のうた
荒野に去る
太子
横丁
ピアノ
みなもと
夕べ
五つの感情
後悔 五つの感情・その一
羞恥 五つの感情・その二
軽蔑 五つの感情・その三
嫉妬 五つの感情・その四
憐愍 五つの感情・その五
東京バラード
十円玉
爆弾
遊覧飛行
彼の東京
小さな密室
離婚届［朗読］
ふたつの東京
雨よ降れ
新聞紙の空
十円玉がたったひとつ
ひとりぼっち
歩くだけ
男の唄
父の唄
窓のとなりに
ワクワク
虹
そして日々が
木
生きる［朗読］
あとがき〔一九七一年初版〕
あとがき〔一九八九年新装版〕
英語訳
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