内容説明
「1962年のはじめから,週刊朝日〈焦点〉欄に,私は毎号ひとつのスペースを与えられました.編集部の注文は,時事的な主題をもった詩を書けということでしたので,私は与えられたスペースを塀に見立て,私なりの落首を書きつづけた.……これらは諷刺詩ととってもらってもいいし,エピグラム集ととってもらってもかまいません.」
目次
目 次
落首九十九
雪山讃歌
道の夢
詩人と大臣
月の好きな男
除名[朗読]
プラスチック
心中
引きガネ
大人の時間
哺乳類
旧白衣の勇士に
必要なもの
隣人に
海
にっぽんや
五月の人ごみ
事件
モン・パパ
探検
われわれの値段
三党首テレビ討論
時
ごあいさつ[朗読]
一票
大小
政治の秘密
幸せ
シロウト
距離
不思議
女
お題目
三十億六千万
ニセモノ
死
軽業
自由な十月
おどろき
合理的
誰が……
ニュー・フロンティア
写真
人づくり
くさい
ビジョン
生長
さばく
つづく
うさぎ
新年
ハイ・ソサエティ
盗む
eechanson
かくす
また[朗読]
二冊の本
うそとほんと
雛祭の日に
ヒューマニズム
東京は
最後に
法律
自己批判
デンワ
おっかさん
子どもは……
潜航
新・鉄道唱歌
灰色人種
手紙を書こう
男でござる
人間
かもめさん
カベと叫び
好取組
いいことわるいこと
火
勲章
第一歩
千羽鶴
御謙遜
バーベキュー
記録
ひとりぼっち
真犯人に
マイ・フェア・レディ
殺す
勝負
あと一年
気にする
彼の秋
我が候補へ
周さん
因果
ちらり
一人
殺意
罪と罰
私も
あとがき〔一九六四年初版〕
英語訳