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内容説明
本格ミステリの金字塔にして最前線(フロントライン)!! ホンモノの衝撃がここにある――!! 貧しき大学院生が思い立ったのは、富豪をターゲットにした“完全犯罪”。しかし狙ったエモノはすでに殺害されていて……!? ドストエフスキーもかくやの重厚なミステリー「罪と罰」編のほか、天才少年・燈馬(とうま)&可奈(かな)の、クリスマス・バイト事件簿――「クリスマスイブイブ」編を収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃんまげこ
5
面白かった。2019/05/21
ムーミン2号
4
「クリスマスイブイブ・・マガジン」(マガジンGREAT 2006.1)は、燈馬と可奈ちゃんが行ったアルバイト先での怪事件の数々と恋人同士の誤解を解決。「罪と罰」(同 2006.3)は、タイトルから連想されるドストエフスキーの作品にちょっとだけ乗っかり、頭はよくて(大学院生)優秀だが金に困っている学生が犯してしまった殺人を証明していく。ほんのちょっとしたことから、あるいは不用意な一言からほころびていく様子を描くことが主であって、その苦悩までは描いていない。2019/09/14
十六夜(いざよい)
2
「クリスマスイブイブ」クリスマスの夜カラオケボックスで起きた事件を解決。小さい事件ながらも説得力ある面白いネタだった。しかし燈馬、 現場に居なかったのに理解早過ぎ。「罪と罰」連続窃盗事件に便乗して窃盗を犯そうとした苦学生が殺人事件に巻き込まれた。結末が意外だったが、理詰めで逃げ道を塞いで行く燈馬の推理が面白い。2013/11/18
なっきー
1
新章スタートを記念して再読中。「クリスマスイブイブ」解決編の直前に入る"Q.E.D"のコマが落語風でニヤリ。「罪と罰」まさかそこまでとは思ってなかったので驚いたー。まんまと騙された!ところでどうしてあんなに借金があったんだろう?2015/09/13
ジグザグ
1
再読!2015/04/30