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内容説明
東欧の小国・バルキアでおきた3万人虐殺事件。弾圧を行った独裁者・スワミが逃亡先のベルギーで逮捕される。国際社会の信用回復のため、傷ついた国民の再生のため、スワミはバルキアが裁かなくてはならない!身柄を当事国に取り戻すべく、バルキアの補佐人として起った燈馬(とうま)。だが、欧州の意志を代表して対立するのは、天才児・榊森羅(さかきしんら)!1つの裁判を『Q.E.D.』『C.M.B.』で同時に描く、頭脳対決コラボ実現!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yongmars
13
C.M.Bとの同じ話を燈馬側からの話し。こちらの方が背景をしっかり書いてあって分かりやすかったかも。2話目は完全に絵を見てるからさっぱりわかってなかった話でちょっとずるい(^-^;2012/07/17
よう
12
先にC.M.B.を読んだのでオチは知ってたんだけど、なんで冬馬君はそっちの味方に?ってとこが一番気になってた。ちゃんとした理由があって納得。 冬馬君は理屈で動いてる感じがいいね。「気にしても仕方ない」とか「今はその問題を話しに来たんじゃない」とか、一見冷たいんだけどちゃんと理由があるから。 冬馬君は一歩、二歩先を考えて動いてるよね。先にレールを準備してそこを走らせる感じ。冬馬君を説得した可奈ちゃんの言葉もステキ。2012/05/13
あやつぎ
11
前半は森羅君との対決を絡めた法廷モノ。国内ではないところがQ.E.Dクオリティですね。後半の話も,なかなか興味深かったです。2012/04/22
シュエパイ
11
C.M.B.とのクロスオーバー、舞台は国際法廷!で、『本当に手がかかって』って言い出す二人がちょと笑えた(笑)砂漠の事件に引き続いて、二人無双状態だしwきほん全滅で、オッケー、って男前すぎるよ・・・! もう一編のお話は、年末の大掃除の前払いに、手作りギョーザを希望する話♪あぁ、追憶の中にある日々の、一番大切だった時間がどこかってこと、ちゃんと彼は判ってるんだろうな♪楽しい夜を、その一瞬をお過ごしください。2012/02/27
なつき
10
『バルキアの特使』では森羅との対決がやはり見どころ。両作比べると燈馬くんが負けると思ってないのがよくわかる。「敵ではない」という不遜なものではなく「落としどころは森羅もわかるだろう」という同族意識。ただし、言わなくても分かるだろうと言わないので、言葉が足らないところは可奈ちゃんがしっかりどつくわけですが。国家と主権、人道的配慮と昨今の国連決議にも思い当たる事件が頻発しているわけで…なんというか、考えるべきですね、少なくとも。2話目は続きに。2012/02/19