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内容説明
死者の亡霊に悩める“マクベス”は――誰だ!? 天才推理者・燈馬(とうま)がすべてのトリックを証明する!! ご近所さんの超・有名俳優から、彼が主演するシェイクスピア劇『マクベス』の舞台稽古に招待された燈馬&可奈(かな)。そこで「大根」と罵倒された“マクベスの仇敵”マクダフ役の新人が、完全犯罪なる“マクベス殺し”に堕(お)ちたさまを証明する――!! 「マクベスの亡霊」編と、時間旅行ミステリー「賢者の遺産」編を収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
4
この巻はワタシには面白かった。「マクベスの亡霊」(マガジンGREAT 2004.5)はシェイクスピアのマクベスが下敷きになっており、殺した人が亡霊を見るという要素だけに絞って翻案しているのでスッキリしている。「賢者の遺産」(マガジンGREAT 2004.7)は可奈ちゃんが77年前にタイムスリップしてしまう、という中で、燈馬ににた人(塔場総一郎)が資産家の隠し財産をめぐるゴタゴタを収束させ、その隠し財産が何かを明らかにしてみせるというストーリーだ。いずれもベースに科学的知識があるので、それも納得できるもの。2019/09/01
sskitto0504
3
過去のお話のラストの一コマが良かったです。2015/06/12
沈思黙考
3
★★★★☆ 『マクベスの亡霊』シェイクスピアの悲劇を題材とした倒叙ミステリー。派手さはないけど、遺体運搬は目から鱗です。『賢者の遺産』可奈が過去にタイムトラベルするSFもの。そこでは燈馬によく似た塔場が登場します。塔場は虎男から隠し財産の問題を解決してほしいと頼まれます。しかし、財産の在り処は誰もわからず、ついに絵の消失と久未誘拐事件に発展してしまいます……。真相自体は味気ないですが、それをカバーするだけの人情味あふれるストーリーはお見事。最後の一コマはジーンときます。傑作です。2015/03/16
にゃんまげこ
1
面白かった。2019/05/12
葛宮詠
1
劇の話がよかった2016/03/27