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内容説明
燈馬（とうま）に届いた、差出人不明の招待状。「Question！」とだけ記された封筒の中身は、列車の切符と宿泊券。便箋には「フェルマーの大定理」の数式……。いったい誰が何の目的で？ 招待状に従った燈馬は、現地で2組の夫婦に出会う。共通点は、それぞれ「Question！」を受け取っており、それぞれ離婚調停中ということだった――! “数論”のパズルの中で、人は何を思い、何を選択するのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急いで突厥
31
２月に刊行された最新刊。 まだ読んでなかったのをやっと読了。 チューバと墓。Ｑｕｅｓｔｉｏｎ！の２題収録。 今巻も面白く読了。2013/06/04
☆kubo
17
「Question!」が良かった。「失敗も私の人生なんだ。」が胸にズーンときた。澪は燈馬といい友人になりそうだな。「チューバと墓」は皆が書いているようにちょっと無理があるよね（笑）2014/03/19
八子@ちょっと復活
12
探偵同好会好きだなー。江成さんがかっこよかった！そして、もう一本の『Question!』がすごく面白かった。訳の分からない数学の説明に、捻った展開。仕掛け人には驚いたし、読後感も前向きで良い。Q.E.Dシリーズらしい話だった。2013/03/10
十六夜（いざよい）
9
「チューバと墓」毎度お騒がせなミス研メンバーがまたしても事件に遭遇。警察の前で遺体を動かすという大胆なトリックは果たして実現可能だろうか…と考えてしまった。「Question!」離婚調停で争うふた組の夫婦が山荘に招かれ、問題を解く内に互いの本音を言い合える機会を得た。仕組んだのは意外な人物でしたが、個人の得意分野を上手く問題に取り入れ、結果見事に解決したのだから、素晴らしい出来栄え。将来は燈馬のようになるかも。2013/12/10
シュエパイ
8
クエスチョン！の鮮やかさに目を奪われました。一つ一つのパズルが繋がっていく様子もさながら、これを仕組んだ真犯人に、心の底から驚きと感動がわいてきたのです。よき問題は、様々な解決を与えてくれる。あぁ、なんてミステリって豊潤で楽しいのでしょ♪ 老夫婦の、何度も言ったよ、に苦笑しつつ。あ、久々の探偵同好会、珍しくいい選択を行ったなぁ。カメラの件は……ご愁傷様(笑)2013/02/18
