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内容説明
再び「みらい」を目指す決意をした角松。満州で“草加(くさか)の原爆”を追う梅津……。変わりゆく歴史に、彼らはどこまで抗(あらが)えるのか!? ――帝国軍のインド洋侵攻はイギリスを激震させ、アメリカを突き動かす。“60年後のイージス艦”「みらい」は進む。「新しい戦史」という名の処女航海に――。巨匠・かわぐちかいじが圧倒的なイマジネーションで描き出す、歴史横断超大作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のむ
13
イタリア降伏を契機とした米内光政の和平工作は、東条英機の先回りによって失敗となり、次々と歴史改変されて行く。 DDHみらいによるアラビア海進行は、インド独立が早期化し、米軍の帝都進行戦略を海軍主体の中部太平洋進行と陸軍主体の南部太平洋進行の両面進行作戦から海軍主体のマリアナ進行一本に歴史改変されて行く。2014/03/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
5
終戦に向けて草加の計画が着々と進む中、潜水艦で秘密裏に移動する角松達。潜水艦が出てくると、『沈黙の艦隊』を想い出して嬉しくなってくるのは私だけではないはず2013/04/21
かやは
3
私がこの漫画の中で一番好きなキャラは如月中尉。彼は角松二佐だけで無く、梅津一佐にもあてられているようだ。ボースの言葉「戦争の中で、正義はひとつでは無い」戦争に限らず、正義ってのは立場や状況で多種多様だ。2012/05/25
ドリル
3
角松、草加、梅津、そして日本、アメリカ、イギリス、インド、中国。様々な人間の意志と舞台が交錯中。2010/07/23
うめ
2
アメリカという国の在り方。2010/12/26