ジパング(43)

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ジパング(43)

  • 著者名:かわぐちかいじ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063728552

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内容説明

堂々完結。――200X年6月。合同演習に参加するため、横須賀からハワイに向け出航する“国防軍”の最新鋭イージス艦「みらい」。埠頭には、帽子を掲げて彼らを見送る一人の車椅子の老人がいた――。9年3ヵ月におよぶ航海は、衝撃の結末を迎える!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

138
角松が最後まで生き残ってあのみらいを見届けていた。そこで感動の念が湧いてきてそれはそれで良いエンドだったな。 しかし一巻でも角松でないみらいの船員にいない誰かが出航でこの世界に後悔したか何かでみらいを過去に飛ばしたのかな?と妄想が止まらない。 ここまで著者が描き上げた作品を私もようやく読めて一安心。ジパングは深夜テレビで見かけて録画してアニメは途中で終わったので(ワスプ撃沈、角松の親父事故までくらい?)そこからの展開を十年以上気にはなっていたが、見られず今回でスッキリした。2022/06/07

№9

29
見事な物語だった。全43巻、これだけのストーリーが小説だったらどれだけのページ数になったんだろう。歴史のIFを言い出せば、それを考える人々の数だけそれはあることだろう。本編に示された原爆の日本による先制使用とそれによる早期講話の実現、そして草加の描いたその後の理想の国家「ジパング」の樹立に、現代日本を生きる自分が思いを馳せるとき、いややはり歴史にIFなど存在しないのだ、別の言い方をすれば、特定の個人の思惑などで歴史が動いていくものではけしてないのだということを歴史は思い知らせてくれる。読み納めの一冊、完!2013/12/31

ドリル

14
ハッピーエンドというわけではないがこの爽やかな読後感。こんな時代だからこそ読んでもらいたい作品。少なくとも自分は読んで良かった。2010/10/08

はばたくキツネ

12
期待以上に見事なラストだった。WWIIモノの架空戦記において、ご都合主義的に日本が勝利し理想国家が出来上がるか、「戦国自衛隊」的に歴史は変わらなかった、となるかの2パターンが多いが、この「ジパング」は両者の要素を併せ持っている。「歴史改変を阻止するか否か」が主題になっていないところも目新しい。後味の悪さの中にも一縷の希望があるようなこの終わり方は、実に歴史SF的だ。自分の中で、一つの金字塔が生まれた気がする。2010/08/19

sidebell(=^□-□^)ノシ←横鈴

11
最終巻まで読了 日本人の作った原爆が作動し広島長崎への原爆投下はなくなった 新しい日本の誕生 最後まで読了できて面白かった( ̄∀ ̄)b2014/05/05

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