ジパング（３）

著者名：かわぐちかいじ【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063287486

内容説明

1942年、太平洋戦争直前のシンガポール。21世紀のイージス艦「みらい」に救命された海軍将校・草加（くさか）は、大日本帝国軍を欺（あざむ）き、燃料補給のために奔走（ほんそう）。しかし、すんでのところでかつての部下・津田に“正体”を見破られ、同行していた「みらい」副長・角松とともに捕捉（ほそく）される！　“戦時を生きる軍人たち”の想いを知った角松は、「ある賭け」に出る。そして舵（かじ）は一路、ガダルカナルへ……！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

ガダルカナル島の悲劇を未来を知ることで変えた場面。しかしみんな未来からきたって言ってデモンストレーション効果があったんだな。

2011/04/24

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

未来から来た戦艦でも燃料と食糧は補給しないとねということだけど、昔の精製した燃料で今の艦が問題なく動くのだろうかという、細かい疑問もわいてきます。それはそれとして、どう太平洋戦争に絡んで、日本の敗戦をどう迎えることに向かっていくのか、面白すぎます

2013/04/05

[ひ ろ]

★★★★☆

2023/09/15

[コジターレ]

民宿の本棚より。全43巻と知り、ここで止めることにした（泣）。このままだと、明日一日民宿に籠ることになりそうだから。

2015/03/22

[Riopapa]

ガダルカナルでの人命救助に乗り出す「みらい」。歴史を変えることを恐れて多数の人命が失われるのを見殺しにする、歴史を変えるか、非情な選択。

2012/09/10