ジパング（３７）

著者名：かわぐちかいじ【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063727371

内容説明

我、「大和（やまと）」に潜入せり。――あまたの犠牲を乗り越え、単艦航行を続ける「大和」に乗艦した「みらい」クルー。目的はただひとつ、《草加（くさか）の原爆を葬ること》!!　一方、大統領の直命により、事実上の指揮官として戦線に復帰したカーネル。彼は「みらい」の弱点を看破し、勝負に出るが……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

遂にみらいの意図を知ったアメリカ側から交渉。もはや誰が敵で味方なのか分からないレベル。 しかしみらいはアメリカに味方するなら、史実通り広島長崎に原爆を落とされるのだから、最低だと思う。 そこまでして日本に原爆を持たせない角松の意図は不明。

2022/06/06

[だまし売りNo]

これまで『ジパング』では個々の戦闘は歴史と異なる結果となっているが、大局的には太平洋戦争の経過通り、日本が追い込まれつつある。一方で原爆開発だけでなく、中国では満州国皇帝暗殺や毛沢東との会談など歴史を大きく変えかねない動きが展開している。 最新鋭の装備の大半が損壊した「みらい」は、この先、長期に渡って戦いを続けることは難しくなった。物語が佳境に入ったことは確かである。今の戦いを解決しただけでは物語としてはまとまらない。風呂敷は大きく広がっている。どのような形で本作品がまとまるのか注目していきたい。

2019/04/10

[ドリル]

青梅格好良い・・・。そしてカーネルはやはりキレ者だった。

2010/09/03

[かやは]

林原三尉が良い顔になってきた。カーネル少佐がまた戦場に戻ってきた。力とは武力だけではなく、交渉や情報もそれに価するのだと思った、

2012/07/07

[エリ]

大和内の突入班、行動開始。青梅一曹、殿の役目を果たす。小栗三佐発見。草加と角松が会話する。米軍のハリー・カーネル少佐が活躍しはじめる。どうなる、大和・みらい・ＳＨ６０Ｊ！？

2011/06/18