時代小説文庫<br> 大江戸料理競べ 料理人季蔵捕物控

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時代小説文庫
大江戸料理競べ 料理人季蔵捕物控

  • ISBN:9784758436250

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内容説明

「人には、それぞれ心に秘している想いがある」――北町奉行所の烏谷椋十郎が、日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」を訪れたのは、正月明けの四日であった。老中の命を受けて、料理競べをすることになり、季蔵に監視役を頼みたいという。城中への仕出し弁当の権益をめぐってきな臭い動きがあり、それを阻止するためらしい……(「大江戸料理競べ」より)。表題作ほか「新年福茶話」「ごちそう大根」「千両役者菓子」の全四話を収録。大ベストセラーシリーズ、待望の第十四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

51
初読みの作家さん。シリーズ物とは知らずにこの作品第14弾とはちょっと驚きながら読了。表題にある江戸の料理競べを期待しつつ読んだが、残念ながら料理競べはほとんど堪能できなく、どちらかと言うと捕物的な話で終わった感じ。☆☆☆★★2018/09/13

Mark

28
料理競べ、それぞれの料理にとても心が惹かれる。しかしその参加者たちがバタバタと死んでしまう。相変わらずの展開でしたが、料理のお話は抜群。そして今を時めく歌舞伎役者春雷の生い立ち、それは哀しく切ない。そんな春雷のために季蔵が一肌脱ぐ。もう少し深みがあれば最高なお話なんですが、ページ数増やせないのでしょうか。2015/03/16

万葉語り

27
料理人季蔵捕物控14作目。季蔵は監視役で参加の料理くらべで、またも死人が出てしまう。歌舞伎役者の中村春雷は、違う筋の話だとばかり思っていたら、料理比べとつながっていてびっくりした。2015/02/11

かずよ

23
このシリーズには珍しくハッピーエンドで報われる話が多くて良かったです!2012/05/28

えみりん☆

22
今までとは少し違った方向へ進み始めた気もしますが、意外な裏の話が出て来たり、男と女は今も昔も変わらないのだと痛感いたしました。勝二さんがそこまで入り婿とは辛いものかと可哀想になりました。でも、嫁はもっと大変だったのですよね。一膳飯屋で愚痴ることも許されず、ただただ忍耐を強いられ堪える一生だったのですよね。今回の大根料理も美味しそうで食べてみたいです。2014/11/16

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