内容説明
北町奉行の烏谷椋十郎が、塩梅屋の客たちを招いて花見をしようと言い出した。主の季蔵の想い人である瑠璃も連れて来るという。木の芽味噌風味の豆腐田楽、焼き筍、桜おこわ……季蔵は花見弁当の試作に大わらわ。一方、市中では二件の人殺しが起きていた。季蔵はその骸を調べることに――。江戸の平和と人々の幸せな生活を守るため、季蔵が活躍する大人気書き下ろしシリーズ、いよいよ第三十弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
63
面白かったです。お花見が楽しそうだと思いました。出てくる料理も美味しそうですし。御奉行企画の桜の宴も珍しいのかもしれませんが、これはこれでありでしょうね。途中不穏になりハラハラさせられましたが、何とか無事に矢印が向いてくれてよかったです。季節の揺れ動きも美しさを醸し出していました。2019/06/30
たんぽぽ
26
このシリーズの感想は毎回同じことを書いているような気がするけど…、ストーリーはあまりにご都合主義なこじつけでどうでもよくなっている。 美味しそうな料理と、「で、結局瑠璃はどうなるの?」ってとこだけで読み続けている感じ。 今回も見事に肩透かし。2016/05/24
mikipon
19
落語の所文字がびっしりだったなぁ。田端の旦那と結婚した娘岡っ引き、私の記憶する限りでは、結婚して以来初めての登場では?もっと絡んでもいいはずなのになぁと思ったのは、遠い昔のことですが・・・2016/08/01
izw
18
登場する料理はいつもながらどれも美味しそう。いなり寿司 木の芽載せ、桜おこわ で始まる花見の重箱、春牛蒡の料理など食べてみたいものばかり。ストーリーのご都合主義はいつもの通りだが、瑠璃からみで、久しぶりに多少楽しめるものだった。2016/07/24
ううち
17
第30弾?(長すぎてわからなくなってきた)今も昔も桜の季節は気もそぞろ。桜咲く今の季節に読めてよかった。表題のさくらおこわ、木の芽や春ゴボウなど美味しそうなお料理は相変わらず。瑠璃たんとの行方が気になります。猫はどんな模様でもかわゆいと思うけど、江戸で不人気だった理由が気になります。2017/03/16
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