時代小説文庫<br> さむらい魚 料理人季蔵捕物控

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時代小説文庫
さむらい魚 料理人季蔵捕物控

  • 著者名:和田はつ子【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 角川春樹事務所(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758445801

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内容説明

江戸の夏空はまぶしく青い。日本橋は木原店の一膳飯屋塩梅屋では、主の季蔵が太刀魚(さむらい魚)を捌いていた。今日の献立は塩焼き、銀皮造り、焼き霜造り、骨せんべい、潮汁……季蔵はその夜訪れた常連客から「今年は鍋島化け猫騒動の芝居がお上から禁じられたらしい」との噂を耳にした。その翌日、北町奉行の烏谷が、季蔵を訪ねてきた。頼み事は、どうやらその化け猫騒動と関係があるらしく──。幾つもの藩を巻き込む大事件に季蔵は、果たして!? 活字が大きく、装いも新たに、二六〇万部突破の大人気シリーズ、新章、開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

77
新章開幕!シリーズ第45弾。確かに活字が大きくなって読み易くはなった。だけど、作品自体は相変わらず料理のテキストみたく調理方法、その過程を書いてる事が多くて…。それを読んでる私は何なんだと思うけど。季蔵と瑠璃はどうなるのか?瑠璃の病は?それが気になり止めるわけにはいかず。事件は珊瑚の密輸をめぐる殺人事件が起こり、烏谷の命を受け季蔵が奔走する話。料理の話の合間に死人の骸から取り出し作るという人胆丸という万能薬を描くものだから料理が美味しそうに頭に入ってこないのは参った。続編もやはり読むのだろうな。2023/08/10

ひさか

22
2023年7月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ45作目。装丁が安里英晴さんから朝江丸さんに変わりました。新章開幕となっていましたが、相変らずの無茶ぶりの多い怪作です。ほんとに次はどーしようかな…。読むかな…。2023/08/27

小梅さん。

14
新章?というわりには話が進んだ気はしない。 どこが新章なの? 何か読み落としているのか? 瑠璃や寅吉の状況も変わってないよねぇ。 お奉行や常連さんたちも。 化け猫騒動の顛末は苦かった。2023/08/13

まさ公

5
字がおおきくなったのはいい。どこが新章なのかわからない。筋書きも相変わらず。今回は犯人の手紙がなかったか。他の方々もぼやきながらも続けて読んでいるんだなと感想を読んで苦笑。2023/11/03

ミド

4
分厚くなったのは文字が大きくなったからか。終盤で事件のまとめを示しているのも年配向けに配慮したということかな。表紙絵はこちらの方がいい。新章ということで料理の話が増えるのかなあと思っていた所で、人肝丸や滋養肉だとか出てきて、うへえとなった。これは史実なんだ。2024/04/18

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