内容説明
日本橋は木原店・塩梅屋の秋。主の季蔵は、美味しい料理で皆を喜ばせるために日々精進していた。そんなある日、北町奉行所定町廻り同心の田端と岡っ引きの松次がお店にやって来た。神隠しに遭っていた室町の小物問屋の娘お絹が骸で発見されたという。しかも田端の妻のお美代が身重にもかかわらず、お絹殺しの下手人探しをしたいと言っているらしい──。戻り鰹の手こね鮨、晩秋納豆汁、鴨のぱりぱり……など季節の料理と大切なひとへの深い祈りと季蔵の冴えわたる推理。大ベストセラーシリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
50
シリーズも36作目になりましたか。今回は残忍、惨殺な事件に季蔵が巻き込まれる。その中で同心の田端が深手を負う大けがをするやら、妻のお美代が身重なのに探索に乗り出すやら・・・。料理もいろいろ出てくるが、事件の謎解きの方が興味あったかも。そうだったのか!と思わせる真相は面白かったです。それにしても瑠璃さんの体調良くなったり、悪くなったり季蔵ならずともやきもきしますね。男前のお涼さんが付いてるから安心はしてますが。おやきが食べたくなったな。2019/01/22
真理そら
40
今回登場の鴨ぱりぱりはとても美味しそう。北京ダックっぽい。2019/12/28
たんぽぽ
16
なんとなく惰性で読んでいるシリーズ。 ストーリーは迷走してしまっているんだけど、瑠璃はどうなるの?と思って読んでいるところがあった。 ところが、今回は瑠璃の扱いもぞんざいで方向性がわからなくなっている…2019/07/23
ひさか
14
2018年12月ハルキ文庫刊。書下ろし。シリーズ36作目。今回もたくさんの人が亡くなり、おいしい料理がでてくる。いつものことですが、この落差は、凄いな。2019/10/22
小梅さん。
13
三吉が成長しているのが微笑ましい。 色んなことに一生懸命だし。 でも、今回の事件はとても切なく心にぐさっとくる。 決着の付き方もせつないし。 せめて、瑠璃がもう少しでも回復してほしい。2018/12/29
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