時代小説文庫<br> 阿蘭陀おせち 料理人季蔵捕物控

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時代小説文庫
阿蘭陀おせち 料理人季蔵捕物控

  • ISBN:9784758440578

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内容説明

雪が降る師走の午後。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋の主・季蔵は、仕込みを終えた後、市ヶ谷にある慈照寺へと向かった。慈照寺は季蔵の元主家鷲尾家の正室が出家し、瑞千院と名を改め、庵主を務めている。季蔵は道中も客に出す“雪見鴨鍋”の段取りで頭が一杯だったが、瑞千院から、「阿蘭陀正月の料理を拵えて重箱に詰めてほしい」と頼まれる……。元武家の季蔵は、市井の客を幸せにする料理を作る一方、江戸の平安を守るため今日も悪を討つ。大ベストセラー書き下ろしシリーズ、二幕目の第五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

52
季蔵にとっても瑠璃にとってもロクな記憶のない鷲尾家なのに、なぜこの出家した正室の依頼を受けるのか理解できない。しかもほとんど見たことも作ったこともない料理ばかり。1セット30両で売ったんだからかなりの代金は払ってくれただろうね(と思わず下世話なシンパイをしたくなるほどの設定ではある)ただ、今回の料理は実際に応用の利くものが多かった(時代考証的には??だけどまあいい)お光はこのシリーズの中では驚くほど魅力的。2019/11/24

たんぽぽ

26
今回はあんまりにもひどいこじつけはなかったようだけど、これといった盛り上がりがない感じ。 三吉やおき玖が活躍しないと単調。 阿蘭陀レシピをしつこく書いて終わってしまった作品。2017/01/26

ううち

20
第32弾?もう何巻だかわからなくなっている…。阿蘭陀おせちは現代のものに近いのかな。 瑠璃さんはちょっと回復の兆し…?2017/06/27

じゅり子

17
なんとなく読み続けていますが、今回は元主家の鷲尾家の正室であり出家した瑞千院からの要望で阿蘭陀お節を作る季蔵さん。三吉とおき玖ちゃんが欠席(風邪のため・笑)、おなじみの面々がいないと淋しいですね。阿蘭陀料理の作り方がくわしーく載っていました。亡くなったなんとかさんから教えてもらったハムも出てきて懐かしく。しかしここにきてくの一か!なるほどな〜。瑠璃さんが紙細工で花をせっせと作る様子に、回復の兆しがみられてきて嬉しい。しかし料理の作り方がくどい気もせんでもない(笑)。2017/01/28

小梅さん。

15
今回は、瑠璃さんの症状がよくなってきている描写があって嬉しかった。このまま、快方にむかってほしい。 とはいえ、三吉やおき玖の出番がほとんどなくって、なんだか寂しかったので、次回は、またがんがん登場してほしい。 彼らのバックアップがなかったせいもあってか、季蔵もいまいちさえなかった感があるので、次回の活躍に期待。 今回は、ま、箸休めという感じかな。2017/01/04

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