内容説明
日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、手に持つ刀を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが……(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
110
元武士の料理人が主人公で、身近に起こる事件を解決していくシリーズ一作目。何故か時々、急展開してて「へっ?」ってなる。シリーズ物だから登場人物に深みが増していく事を願って読んでいこうと思います。2015/08/31
KAZOO
96
この作家さんは初めてですが、この「料理人季蔵捕物控」の51巻目が最近出たということでそんなに出ているのなら少し読んでみようかということで手にとりました。女性作家の時代ものというと平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」を昔読んだことがありますが、こちらは元武士の料理人ということでしばらく楽しめそうです。主人が殺されてしまい、自分が中心となって料理屋をやっていくほか北町奉行の影の仕事も引き継いでいくことになります。2026/07/26
ゆみきーにゃ
88
シリーズ一作目。テンポが良くすっごく読みやすかった。熟柿、あたしは好きじゃない。季蔵の成長を追っていきたい。2020/05/12
のり
54
季蔵シリーズ第一段。訳ありで侍から料理人へ。「塩梅屋」の長次郎に拾われ新たな道で精進の中、師匠(おやっさん)が…しかも裏家業も明らかに。次々不思議な事件が発生するも役人やるきなし。余りのやるきなさに憤慨の中奉行と知り合う。これも曲者。おやっさんの娘おき玖や豪助と共に塩梅屋季蔵は理不尽な底無しの悪意に立ち向かう。続編がかなりあるので、ゆっくりと制覇目指し楽しみます。良いのに出会った。(*^^*)2016/05/10
た〜
54
捕物で料理物で人情話で・・・短編でやるには色々欲張って詰め込みすぎではなかろうか2014/08/27
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