内容説明
今年も江戸に暑い夏がやってきた。日本橋の一膳飯屋の主・季蔵は、昼賄いに鮪や鰹の油漬けと梅干しを使った特製の冷や汁をかけた飯を考案し、大評判に。そんなある日、北町奉行所の同心・田端の妻お美代がお店にやってきた。独身時代に自らも岡っ引きだった彼女が、八丈島から戻ってくる「大店の父親殺しの娘」のことが気になり、夫にも内緒で霊岸島に向かうという。季蔵はお供するが……。隠れ者の季蔵は、市井の人々の命を守るため、今日も江戸を駆ける! 二八〇万部突破の大ベストセラーシリーズ、最新刊、書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
58
シリーズ第51弾。今や、この作品も江戸時代の令和という感じで米の値上がり騒動に、熊の被害。コメ問題は今と違って献上米とかいって上等な米を一手に商う米屋があったこと。市中に出回るのは少なくなる一方。江戸庶民は白米を食べるのが習慣のため脚気になる人が多かったと他の本で読んでことがある。そんな庶民がひえ、粟、キビの主食が続くと辛いだろうに。そして、熊の被害も増えて狩猟したあとの熊肉をどう調理するのか季蔵の腕が冴える。熊の掌は高級中華料理だが私にはとても…。そろそろ瑠璃が元気になってくれないかな。2026/07/05
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