内容説明
江戸の町に悪行を働く願人坊主が増えていた。そんななか、空から落ちてきて畑に突き刺さるなど、願人坊主の怪死が三件、立て続けに起こる。すぐさま南町奉行所定廻り同心・樺山富士太郎らは動く。その結果、怪死の裏にある、悲痛極まる事実およびある者の覚悟の存在が浮かび上がった――。長大シリーズにして、人気絶好調の書き下ろし第四十四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
23
富士太郎が主役の探索モノ。最後の方はちょっと切ない。剣劇は最初に少しある位でした2019/08/27
ぶんぶん
20
【図書館】シリーズ、第四十四弾!今回は富士太郎が大活躍、お内儀が秀士館の指南役に見事に合格し、思わぬ活躍を見せる。話は願人坊主が特異な殺され方で発見された、富士太郎は探索を始めるが。時を同じくして拝領刀が盗まれた、こちらも奉行の命令で調査するが。この二つの事件が絡まるとは・・・鈴木氏は四章を「起承転結」に分けているが起承で時間が掛かり、結で端折り過ぎ。今回はミステリー要素も無難に解決した、この位のスピードが良い。「八丁堀同心控え」のサブタイトルの方が良くなって来た。しかし、富士太郎の子供の生まれの遅い事。2023/10/03
ひ ろ
15
★★★☆☆2022/08/10
一五
9
湯瀬~ 倉田~ 出番少なすぎ。富士太郎はどんどんいい同心になっていく2023/10/17
蕭白
9
主役が樺山さんになっているような気が・・・。2021/01/25